美容に良い野菜シリーズ②トマト

美容

 美肌を目指すためには、外側からのケアだけでなく、内側からのアプローチも重要です。特に食生活の改善は、健康的で美しい肌を保つために欠かせません。

 今回は、美容に良いとされる野菜の中から「トマト」を取り上げ、その美容効果や手軽に取り入れる方法、保存方法、そして保存がきくトマトのレシピについて詳しくご紹介します。

トマトが美容に良い理由

リコピンの抗酸化作用

 トマトに豊富に含まれるリコピンは、強力な抗酸化作用を持っています。リコピンは、紫外線やストレスによって発生する活性酸素を中和し、肌の老化を防ぐ効果があります。これにより、シミやシワの予防、肌のハリや弾力の維持に役立ちます。

ビタミンCの美白効果

 トマトにはビタミンCも豊富に含まれており、メラニンの生成を抑制することで、美白効果が期待できます。また、コラーゲンの生成を促進し、肌のハリと弾力を保つ効果もあります。

ビタミンAとβ-カロテンの肌再生効果

 トマトには、ビタミンAの前駆体であるβ-カロテンが含まれており、肌のターンオーバーを促進します。これにより、肌の新陳代謝が正常に行われ、乾燥や肌荒れの予防に効果的です。

カリウムのむくみ解消効果

 トマトにはカリウムも多く含まれており、体内の余分な塩分を排出する作用があります。これにより、むくみの解消や血行促進が期待でき、肌の血色を良くする効果があります。

食物繊維のデトックス効果

 トマトには食物繊維が含まれており、腸内環境を整える効果があります。腸内環境が整うことで、便秘の予防やデトックス効果が期待でき、肌の調子も改善されます。

トマトを食事においしく手軽に取り入れる方法

朝食

トマトとアボカドのトースト

  • 材料: トマト1個、アボカド1/2個、全粒パン1枚、塩少々、黒コショウ少々、オリーブオイル小さじ1
  • 作り方: トマトとアボカドを薄切りにし、全粒パンに乗せます。塩と黒コショウを振りかけ、オリーブオイルをかけて完成です。ビタミンCと良質な脂肪を一度に摂取できます。

トマトと卵のスクランブルエッグ

  • 材料: トマト1個、卵2個、塩少々、黒コショウ少々、バター大さじ1
  • 作り方: トマトを角切りにし、バターを熱したフライパンで炒めます。溶き卵を加え、塩と黒コショウで味を整えながら炒めます。リコピンとタンパク質が豊富な朝食です。

昼食

トマトとチーズのサラダ

  • 材料: トマト2個、モッツァレラチーズ100g、バジルの葉10枚、オリーブオイル大さじ2、バルサミコ酢大さじ1、塩少々、黒コショウ少々
  • 作り方: トマトとモッツァレラチーズをスライスし、バジルの葉と一緒にお皿に盛ります。オリーブオイルとバルサミコ酢、塩と黒コショウをかけて完成です。シンプルでおしゃれな一品です。

トマトとひよこ豆のスープ

  • 材料: トマト缶1缶、ひよこ豆1カップ、玉ねぎ1個、にんにく2片、オリーブオイル大さじ1、チキンブロス4カップ、塩少々、黒コショウ少々、バジル少々
  • 作り方: 玉ねぎとにんにくをみじん切りにし、オリーブオイルで炒めます。トマト缶とひよこ豆、チキンブロスを加えて煮込みます。塩と黒コショウで味を整え、最後にバジルを散らして完成です。栄養満点のスープです。

夕食

トマトとバジルのパスタ

  • 材料: トマト2個、バジルの葉10枚、にんにく2片、オリーブオイル大さじ2、塩少々、黒コショウ少々、スパゲッティ100g、パルメザンチーズ適量
  • 作り方: トマトを角切りにし、にんにくをみじん切りにします。オリーブオイルでにんにくを炒め、香りが立ったらトマトを加えて炒めます。茹でたスパゲッティとバジルの葉を加え、塩と黒コショウで味を整えます。パルメザンチーズをかけて完成です。

トマトとチキンのオーブン焼き

  • 材料: トマト2個、鶏胸肉200g、オリーブオイル大さじ1、にんにく2片、塩少々、黒コショウ少々、タイム少々
  • 作り方: トマトをスライスし、鶏胸肉は一口大に切ります。耐熱皿にトマトと鶏胸肉を並べ、にんにくのみじん切り、塩、黒コショウ、タイムを振りかけ、オリーブオイルをかけます。200度のオーブンで20分焼いて完成です。

トマトの保存方法

冷蔵保存

 トマトは冷蔵庫で保存することで、鮮度を保つことができます。ただし、冷蔵庫の温度が低すぎると風味が落ちるため、野菜室に保存するのが理想的です。

  1. 常温で追熟: まだ青いトマトは、常温で追熟させます。完全に熟したら冷蔵庫に入れましょう。
  2. 冷蔵庫で保存: 完熟したトマトは、1週間程度冷蔵庫で保存できます。切ったトマトはラップで包み、早めに使い切りましょう。

冷凍保存

トマトは冷凍することで、長期間保存が可能です。冷凍トマトはスープや煮込み料理に最適です。

  1. 下準備: トマトを洗い、ヘタを取り除きます。丸ごと冷凍するか、角切りやスライスにして冷凍保存袋に入れます。
  2. 冷凍保存: 冷凍庫で保存し、1ヶ月以内に使い切るのが理想です。使うときは冷凍のまま調理するか、自然解凍して使いましょう。

保存がきくトマトのレシピ

トマトソース

材料:

  • トマト缶2缶(または生のトマト4個)
  • 玉ねぎ1個
  • にんにく2片
  • オリーブオイル大さじ2
  • 塩少々
  • 黒コショウ少々
  • バジル、オレガノ適量

作り方:

  1. 玉ねぎとにんにくをみじん切りにします。
  2. オリーブオイルを熱した鍋で玉ねぎとにんにくを炒めます。
  3. 玉ねぎが透明になったら、トマト缶(または湯むきして刻んだ生トマト)を加えます。
  4. 塩、黒コショウ、バジル、オレガノで味を整え、中火で煮込みます。
  5. 煮詰まってとろみが出たら完成です。

保存方法: 冷蔵庫で保存する場合は、密閉容器に入れて1週間程度持ちます。冷凍保存する場合は、小分けにして冷凍保存袋に入れ、1ヶ月程度保存可能です。

トマトスープ

材料:

  • トマト4個(またはトマト缶1缶)
  • 玉ねぎ1個
  • にんじん1本
  • セロリ1本
  • オリーブオイル大さじ2
  • チキンブロス4カップ
  • 塩少々
  • 黒コショウ少々
  • バジル適量

作り方:

  1. 玉ねぎ、にんじん、セロリをみじん切りにします。
  2. トマトは湯むきして刻むか、トマト缶を使います。
  3. オリーブオイルを熱した鍋で玉ねぎ、にんじん、セロリを炒めます。
  4. 野菜が柔らかくなったらトマトを加え、チキンブロスを注ぎます。
  5. 塩、黒コショウで味を整え、中火で煮込みます。
  6. 野菜が柔らかくなったら、バジルを加えて完成です。

保存方法: 冷蔵庫で保存する場合は、密閉容器に入れて3日程度持ちます。冷凍保存する場合は、小分けにして冷凍保存袋に入れ、1ヶ月程度保存可能です。

まとめ

 トマトは、美肌を目指すために欠かせない栄養素が豊富に含まれており、食生活に簡単に取り入れやすい野菜です。リコピンやビタミンC、ビタミンA、カリウム、食物繊維など、美容に効果的な成分がたっぷりと詰まっています。今回ご紹介したレシピや保存方法を参考に、毎日の食事にトマトを取り入れて、内側から輝く美肌を手に入れましょう。

 トマトを上手に活用することで、美肌だけでなく健康全般にも良い影響を与えることができます。次回の美容に良い野菜シリーズもお楽しみに!